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C-HOUSE

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                                  撮影:富重清治

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施主との最初の打合せでの言葉が印象的であった。「庭を中の空間のように感じたい」敷地は良好な住環境ではあったが周囲に参照すべき景観はなく、コートハウスを提案したのは自然な流れだった。ただ、その良好な住環境ゆえに完全に閉じた外観は周囲に与える影響が大きく少なからず抵抗はあった。そして2階建ではあるが極力高さを抑えるために1階は最小の天井高とし、2階床を薄く、2階個室も屋根裏部屋のような雰囲気を作り出している。ただ、リビングの大半を吹き抜けとしてその低さを感じさせないような配慮を施している。
そして2つの事を考えた。1つは前述の施主の言葉からソトとウチの定義を再考すること。それらを同等にパラレルな関係を作れないかと考えた。平面の中に3つの中庭を市松状に挿入している。ソトとウチが交差することで光、風景が刻々と変化していく。
2つめは親と子供との関係、家族同士がどのように繋がるのか、どのように繋げるのかということを考えている。1階のリビングから2階のワークスペース、キッズルーム、各個室に至るまでグラデーションのようにコミュニケーションの密度が変化していく。その時々に合わせて居心地のいい密度をさまよう、そんな空間を作り出せたのではないかと思う。
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C-HOUSE  2006.12.01

青木淳氏の講評

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家型のなかに3つの坪庭をつくって、庭の中にいるような室内を設計しようというのは、可能性のある目標。というだけでなく、その目標が、手際よく、清潔に、また無理なく達成されているのが、とても好ましかった。

ドアを開けて玄関を入った、と思ったら、そこが内部空間ではなく、アプローチの第一の坪庭になっているのには、思いがけないプレゼントをもらったような楽しさがあるし、また空間にうまい間合いをもたらしている。土間に入れば、さらに第二の坪庭が現れて、豪華なこときわまりない。居間は、第一の坪庭と奥の第三の坪庭に挟まれていて、のびやかな感じがある。第三の中庭は、お風呂から見える庭にもなっていて、二重に楽しめる。第二の坪庭も二重の楽しみがあって、土間にとっての坪庭であると同時に、キッチンにとっての庭になっている。プランニングには、コンパクトに、でも窮屈でなく、至るところに設計の妙がある。

居間の外壁に面しての窓の位置を目線より上に上げたら空だけが見え、もっと伸び伸びとした感じになったのではないか、あるいは、周辺環境も必ずしも「参照すべき景観はなかった」とは思えない、という意見もあったけれど、どこでも流通できる借り物のデザインを移植するのではなく、建つ場所の風景を丁寧に読み解き、そこからひとつの建築を紡ぎ出そうとする真摯な姿勢は高く評価できる。

個人的には、居間の南側を黒色にして、北側をそれよりは明るいラワンベニアにしたことで、部屋を満たす光が、落ち着いたものになっていることがすばらしいと思った。 

青木淳
C-HOUSE  2006.12.01

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プロフィール

長野聖二

Author:長野聖二
建築・家具デザイン
長野聖二・人間建築探険處
860-0023 熊本県熊本市河原町2
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